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市川うららFM『百山月花のムーンジックラジオ』がスタートしました!

あけましておめでとうございます、昨年は、ライブに映画出演に、多忙な毎日を過ごしたそうですが、11月には、市川うららFMで『百山月花のムーンジックラジオ』のパーソナリティを始めたそうですね。今日は、そのラジオ番組について、いくつか質問させてください。

どんな内容の番組なんですか

毎回ゲストさんをお招きして一緒に盛り上がっています。番組構成としては、最初に私がオープニングトークで前回の振り返りや最近あったことなどを話します。そしてゲストさんを招いてお話をしてから、リスナーの方から頂いたメールやお便りを紹介したりします。エンディングでまたみんなでお喋りをして告知をしてお別れです。台本は毎回私が書いています。ラジオは学生の頃から好きで、毎週聴く番組もあったし、今も曲作りに詰まった時や家事をしてる時に流しているので、当たり前に聴いていたけどやってみると大変です!!秒刻みのトークや進行、毎回の新しいトーク内容、ゲストさんのどこを引き出してあげたらそのファンが喜んでくれるかなとか色々考えていると脳がずっと摩擦しているような感覚ですね。

放送にあたってどんな準備をしているんですか

もちろんトークの準備です!普段の生活でのネタ探しからトークの分別をしています。ラジオとは別に、ライブMCや舞台挨拶、基本的に同じトークはしたくないのでそこには気を遣っています。あとはゲストさんのキャスティングもプロデューサーと話し合って決めているので、出て欲しい人を選んだり紹介して頂いたりって言うのも大変ですけど楽しい作業ですね。オファーする時は堅苦しいちゃんとした社会人メールをお送りしているつもりなので、オファー先のマネージャーさんに打ち合わせで初めてお会いすると、「あ、メールとイメージと違うね。」ってよく言われます。……そういえば最近「しっかりしてる子だね」って言われなくなりましたね…そうか、もう27歳だもんなあ…(笑)

打ち合わせから本番の流れってどんな感じなんですか

打ち合わせでは私が作成した台本や進行表を基に話を進めます。自己紹介をしてゲストさんの肩書きや告知事項を確認して、収録の段取りを説明します。最初はディレクターさんがやってくれたんですけど、私の我の強さを(?)尊重して下さって打ち合わせも任せて頂いてます。あとはNG事項を確認するのも大事な作業ですね。出演者と限られた技術スタッフだけがブースに入るならカットするだけですけど、公開収録だとそこでの失敗は許されないので絶対に必要です。私の番組やイベントに出演してくれる方は、NG特にありませんって言ってくれる事が殆どなのでとっても楽です。でも活動名は芸名か本名かみたいなよくある話でもその方のご家族に迷惑かけてしまったりもあるので、ちゃんと確認しているつもりです。

これまでの放送で嬉しかった事はなんですか

いつも楽しく収録してますけど強いて嬉しかった事を挙げるなら、前に舞台で共演した提坂笑加さんをゲストにお招きした時の事ですかね。ご飯食べたりお酒飲んだり、プライベートでも仲良しなのでいつもみたいに盛り上がれるだろうなって思ってたんですけど、リスナーの方から「お互いの印象は?」みたいなメールがきて答えていた時に、改めてお互いの印象を語り合って、心臓がくすぐったかったです。いつも2人の引き出しでの話しかしないけど、リスナーや観覧席と一緒にトークする事ではじめてする話ってまだまだあるんだなぁと嬉しくなりました。

逆に大変だった事はなんですか

案外きっちり台本人間なので時間が大きくオーバーしたとか足りなくなったとかはあんまりないです。技術の方と毎回ゾーン毎に確認して進行しているので構成上の心配は特にしないんですけど…、私本当によく噛むんですよ…。お芝居をしている時のセリフって何度も反復して染み込んでるので噛んでNGって無いんですけど…。ラジオでメールアドレスやコーナー説明の文や告知とか、ライブ中の感情が高ぶった時とか、噛む場所の傾向は何となく自分で分かるんですけど噛んじゃいますね…。悔しいです。局のホームページから番組のアーカイブがあるのでみんなには聴いて下さいって告知してますけど自分ではあんまり聴けてないですね、気恥ずかしくて…。

ラジオのパーソナリティって、歌手や役者とどんなところが違うんですか

歌手と役者って違うようであんまり私の中で線引きはないんですよ。
歌を歌っている時はその歌詞の主人公になって、イメージを投影して演じるので、悲しい歌詞の時は悲しい顔になるし楽しい歌詞の時は楽しく歌っています。それが芝居でセリフを与えて頂いても同じ事で、どちらも役を噛み砕いて届ける作業だと思っているんです。脚本家の描く主人公なのか作詞家の描く主人公なのか。ここでいう作詞家ってシンガーソングライターなので私ですけどね(笑)
ラジオだと創作なしのトークですね。ライブMCだと自分の一人語りなのでラジオのオープニングトークはイメージ近いです。だからゲストさんが入ってくるとまた別ですね。でも質疑応答みたいに質問して、返して貰って、感想聞いて、って進行より、同窓会とか楽屋や舞台袖の会話みたいな方がゲストさんのファンが知りたい事だったりするのかな?とか想像しながらいつも手探りで収録しています。

先日のバースデーライブでは、番組の収録もしたそうですね

はい、オープニングで『ももやまばんど』とゲストの小谷有里。さん、グルメプリンセスきりんちゃんに出演してもらって公開収録を行いましたが、とても楽しく収録できたと思います。『ももやまばんど』とは、2019年の抱負をみんなで考えたり、出会ったきっかけをトークしたりしました。小谷さんは私がアイドル時代から共演していて実に5年ぶりの再会だったのですが、当時からお互いの事はよく覚えていたので思い出話に花を咲かせました。

グルメプリンセスは4人グループで、全員礼儀正しいし、良い子達だけどどこか天然なところが出てしまうのでしっかりしたいというエピソードトークをしていて私も大いに頷きました。きりんちゃんはこの日が初対面でした。金髪のショートカットに白シャツ黒スキニーという姿で登場したんですが、実は数日前にこのスタイルに目覚めたのでファンにも初めて披露する姿だと衝撃告白をしてました。ロックな曲に最近目覚めたとか料理にも最近目覚めたとか、吸収力バツグンのトークをしていました。

番組で、今後やってみたいことがあれば、教えてください

新しいコーナーを作りたいです。今は放送の最後に次回のメールテーマはって感じで、いつも違う内容で募集しているんですけど、例えばみんなで語彙力を高める『月が綺麗ですね選手権』。夏目漱石が「I love you.」を「月が綺麗ですね」って訳した逸話みたいに、何かのお題で、何個も訳し方を出していくみたいなコーナーをやってみたいですね。

 

あとは「Lv.9999」みたいなので、これが最大級になったらどうなる?とかいう大喜利も面白そうですよね。例えば、『伝説のギタリストLv.9999』だったら、ライブパフォーマンスの最後でギターを食べる。『アイドルLv.9999』だったら、分裂してファン全員の物になれる…とか笑

最後に、今後のラジオ放送の意気込みをどうぞ

色んな人を呼ぶにしてもコーナーを作るにしても、観覧に来てくれたり、ラジオを聴いてくれて、メールやお便りを書いてくれたり、そうやって番組を支えてくれるみなさんがいないと番組は存続出来ないと思っています。
楽しい放送にする為に、私自身も楽しんでトークしていきたいです!以前までは楽屋や控え室であんまり多くの共演者と仲良くなったりしなくて、楽譜や台本をずっと眺めて一人でいる事も多かったんですけど、色んな人と触れ合って話を聞いたり知らない世界を教えて貰ったり、ラジオをきっかけに毎日勉強してます。番組と共に私も成長して行きたいです。

市川うららFM『百山月花』のムーンジックラジオ』

毎月第2、第4日曜日、13:30〜14:00オンエア(83.0MHz)
(エリア外の方も市川うららFM局ホームページからリアルタイムでネット配信中)番組は毎回都内にて公開収録を行っている。番組公式ツイッターにて申し込み可能。